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株式会社トレンド・プロ 代表取締役 岡崎 充 の日記です
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2007年09月04日(火)更新
新橋つるや閉店
新橋に焼き鳥屋は多いがベスト3に入ると云われた「つるや」が閉店した。
この写真でわかるだろうか?
場所はニュー新橋ビル前で烏森(からすもり)神社入口付近。
まあ知る人ぞ知る存在だけど、かなり目立つ場所だ。
随分前から地上げが進み周りには何も無い状態になっていた。
まるでバブルの再来です。
入口に近づくとこんな張り紙が・・・・・・
新橋に焼き鳥屋は多いがベスト3に入ると云われた「つるや」が閉店した。
この写真でわかるだろうか?
場所はニュー新橋ビル前で烏森(からすもり)神社入口付近。
まあ知る人ぞ知る存在だけど、かなり目立つ場所だ。
随分前から地上げが進み周りには何も無い状態になっていた。
まるでバブルの再来です。
入口に近づくとこんな張り紙が・・・・・・
この店には17年ほど通った。
と言ってもそんなに入ってはいない。
その訳はラストオーダー20:30、閉店21:00であるから
私が会社を出る時間にはもう店は閉まっていたからだ。
もう一つこれもよくある話で、焼き鳥が美味しい店は何故か酒がまずい。
まずいの意味は、日本酒(清酒)と瓶ビールしかなくビールがぬるい。
やはり美味しい焼き鳥には、冷たいキンキンの生ビールが良い。
閉店前に一度行こうと学生と行ったが、残念ながら味も落ちていたし
サービスも・・・・・・、酒は相変らずぬるく何故かホッとした(笑)
学生たちに「な、言ったとおりだろう」と顔を見合わせた。
しかしここで私はある教訓を覚えた。
それは場所も良く開店時間から閉店時間までずーと客が切れない状態で
何十年も営業していたら普通こうなるだろうなと。
でもこうなっちゃあ、いけないんだ!!!
経営者として自分に言い聞かせた。肝に銘じようと。
入口近くで昔から焼いていたお兄さんは何とも愛嬌のある顔であの店唯一の
救いだった。この兄さんの役割は、入口で「空いてる?」って人数分の指を
立てて尋ねるお客に、バツグンの笑顔ですみませんって謝ること。
この店のUSPは間違えなくこの兄さんの謝り笑顔だ。
新橋を代表する焼き鳥屋が一つ無くなった寂しさと商売的には、一財産築い
たなと感じられた。それはあの60年は使い倒したと思われる建物が物語っている。