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2009年11月05日(木)更新

岡崎塾5期生募集開始

今年も就職活動の時期が始まった。

岡崎塾も5期生を募集開始!

今年の大きなメッセージは、

就活は「自己分析」より「社会人取材」から始めよ!

こと就活において、自分の中に答えがあると思ってはいけない。
理由は、学生は社会のことも会社のことも自分のことも知らない。
これまでの狭い価値観だけで自分の未来を机上で決めていては
必ず失敗する。

こんな時代こそ、人生の大先輩、社会人を徹底取材することから就活が始まる!

岡崎塾ホームページ


岡崎塾ブログ


   

2009年10月07日(水)更新

【明大生との一問百答】ワークライフバランスについて

<質問>------------------------------

 経営とプライベートの団らん・交流などとのバランスを保つ秘訣を
 教えていただけませんでしょうか。


                  (明治大学商学部 廣瀬勝也さん)

----------------------------------

廣瀬さん、こんにちは。
トレンド・プロの岡崎です。

今回の質問、中々良いですねえ~。
経営者にとって、そして21世紀の正しい生き方を
考えた時に避けては通れない重要なテーマです。

結論を申しあげましょう!

私は、「仕事」「家庭」「ライフワーク」

この3つのバランスを取ることが大事だと考えています。
・・・と、偉そうに言っていますが実はそれに気づいたのが10年前。
私が43歳の時でした。

あのままの状態で人生を歩んでいたら、
「仕事」「家庭」がどうなっていたか!?


私は20代、ヤマハ発動機というメーカーの営業マンでした。
目標は日本一のトップセールスになること。
時は戦後日本の経済史に残るメーカーのシェア争いが激化した
HY戦争(=太平洋戦争と同意語)の時代。

一に仕事、二に仕事、三四抜かして五に女性。
そんな感じでした。
ものごと諦めない性格ですから、トップセールスにもなりました。
本社にも栄転しました。

結婚してからも「仕事」が一番。
仕事で成功して初めて家族に愛情を与えられる。
そう信じそうやってきました。
典型的な仕事人間。
80年代を代表する上昇志向シンドロームの塊でした。

30代になり会社を経営してからも人生の90%は
仕事に没頭していた気がします。
しかし仕事にはこれで終わりというゴールがありませんでした。

40代になり仕事も家庭も何かしっくりしない違和感が出てきました。
それが何だかわからない。
42歳の時です。
追い討ちを掛けるように不幸がどっと押し寄せてきました。

●家が全焼(マンションで全世帯避難)
●人間ドックで肺がん検査に引っ掛かる(俺ガンかなあ)
●会社の営業マン全員が退社(倒産の危機)

これで俺の人生終わったな。そう思えた瞬間でした。


その頃からです。
より深く人生を考え直したのは。
自分、自分より周りにいる人の気持ち。
会社、会社より社員の成長。


廣瀬さ~ん

どうだい? こんな話おもしろいかい!?
興味があったらまた話すけど、ここではすっ飛ばして
話を進めるよー。

それから5年後、あるきっかけで大学生との成長の場を作った。
大学3年生を対象とした就活塾「岡崎塾」だ。

自分の子供と同年代の学生たちと
「共に気づき、共に学び、共に勝つ!」

●就活は人生のゴールではない!
●自分の人生は自分で切り開け!
●会社に合わせるな!
●自己分析、企業研究をするな!
●社会人に100人取材しろ!

今年で5年目になるが、学生たちの成長していく姿を見るのが
楽しくて仕方がない。勿論上手くいかない学生の方が多い。
社会人になってからも

「上司に死ね!と言われました」
「ウツで会社に2か月行っていません」
「会社、辞めようと思っています」

そんな話が入ると、私は最優先で時間を取っている。
今では人生の50%はこの活動に使っているだろう。
現在、私はこの活動を「ライフワーク」だと思っています。
そしてNPO法人化も検討しています。

最後になったけど「家庭」のこと。
女房のお陰で危機も乗り越え、今年は結婚25周年。
銀婚イヤーということで数多く二人で旅行に出かけている。
こんなわがままな男について来てくれた女房には本当に感謝している。

仕事に偏っていた20代、30代、神様に気づかせてもらった
40代、バランスを考えて生きることを実践している50代。
「仕事」  「家庭」  「ライフワーク」

この3つをしっかり見つけ、バランスをとって生きていくことが大事
ではないかと考えています。
廣瀬さんの参考になれば幸い。

ではでは。

岡崎プロフィール  「人生は仕事、家庭、ライフワーク
岡崎のライフワーク 「岡崎塾
NPO「日本漫画総合研究所

2009年08月17日(月)更新

われわれは、いかに生きるべきか

「鏡の法則」の著者、野口嘉則さんからのご紹介で貴重な情報を
頂きましたのでこのブログを見ている方にもお知らせしたいと思います。

特に経営者の方やこれからビジネスを極めようを考えられている
方には大きな刺激と納得感があると思います。
まずは野口さんからのメールの一部をそのままご紹介いたします。

(ここから)----------------------------------------------------

先日(8/10)、BSフジの「プライムニュース」で、

「われわれは、いかに生きるべきか
               ~地球から見た人類の行方~」

というテーマについてやったそうなのですが、
そのダイジェストをインターネットで見ることができ、
これがとても面白かった!


ゲストは惑星物理学者の松井孝典さんと、
環境考古学者の安田喜憲さん。


・ 地球というシステムの中に人類が登場したことにより、
どのようなことが起きたのか?

・ このままいくと、文明はどうなってしまうのか?

・ われわれはこれから、どのような生き方をするべきか?

などについて、とても示唆に富んだ内容でした。



以上は、8月10日に放映されたそうですが、
今、インターネットで動画として見ることができます!

ただし、明日(月曜)の夜10時くらいになったら、
番組の更新とともに削除されますので、お気を付け下さい。



視聴できるサイトのURLは、以下のとおりです。
http://www.bsfuji.tv/primenews/

前編と後編に分けてアップされていますので、
前編が終わったら、後編のボタンを押してください。



なお、松井孝典さんについては、
以前、私のブログでも紹介したことがありますので、
ご参考までに記事のURLを記しておきます。

★地球の秘密と「幸せな成功」
http://coaching.livedoor.biz/archives/50296225.html

(ここまで)-------------------------------------------------------------

この動画の中にこれからの生活で重要なこととして


●所有からレンタルへ

●足るを知る(松井孝典先生)

●生き延びるのではなく「何のために生きるのか」が大事


などの考え方が出てきます。
興味のある方は、是非ご覧ください。

ただこういう紹介をしておいて恐縮ですが、
この動画は、本日(2009.8.17)の22時にデータ更新の
ために削除されるようです。
このブログを見るのがこの日時以降でしたら、以下のサイトもお勧めです。
ハイライトムービーランキング(月間人気)、現在1位の

『“目に見えない資本主義”の時代が来る!?』

です。未来に対して俯瞰して考えられます。
このインターネット動画から学べることは、過去100万年前からの
人類の経済発展を俯瞰してみると、


『21世紀も繁栄し続けることは、あり得ない』


ということが述べられています。
ちょっと寂しいような気がしますし、それでは会社は・・・、生活は・・・、
どうすればいいのか!?という疑問にぶち当たりますが、
このインターネット動画を見られた
みなさんはどのようにお考えでしょうか?


マンガにすれば見る!読む!売れる!
http://www.ad-manga.com

2009年04月26日(日)更新

岡崎塾4期生、田中君就活終了宣言

4月20日

今年の就活は予想以上に厳しい。
就活生である岡崎塾4期生10名中、内定が出たのが3名。
あとは選考中、あるいは最終面接は終え内定待ち。
例年と比べ2週間は選考が遅い気がする。

就活生の立場としては、とても心配な日々を送っていることだろう。
そんな中、就活終了第1号は、K大学の田中君だ。
「どんな会社にも同じ志望動機を言う」を全うしてくれた。
Youtubeにあげた就活終了を聞いてください。

http://www.youtube.com/watch?v=R9RDHLCCqds

2009年02月21日(土)更新

生き生き働く社会人に会えば、自分の未来が見えてくる!

岡崎塾4期生が今年も社会人インタビューに臨み、
メルマガ配信を始めた。


生き生き働く社会人に会えば、自分の未来が見えてくる!

◆16人目は、自信とオーラが学生たちを驚かせた天才工場の吉田浩さんだ。
「他人の夢」を実現するために出版という手段を使って他人を輝かせ続ける。
(インタビューア:早大4年岡田奈央)

バックナンバー
http://archive.mag2.com/0000281931/index.html


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■■ 『他人の夢』
■■
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◆ 1.社会人プロフィール
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□吉田浩氏さん

1960年、新潟県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒。
大学時代から童話を書き始める。童話作家、ルポライターとして活躍後、
1999年編集プロダクション「天才工場」を設立。
続いて、2004年にNPO法人「企画のたまご屋さん」を立ち上げる。
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◆ 2.インタビュー記事
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■■ 『他人の夢』



1999年に編集プロダクション『天才工場』を設立した吉田さん。

この設立の背景には一つの想いがあった。


「フリーランサーひとりひとりの夢の実現を応援したい」


この想いの中心は自分の夢ではない。
他人の夢である。

誰かが成功したら嬉しく、
その誰かからの感謝の言葉に感動し、
その夢を叶えた誰かを心から祝福する。

そんな吉田さんだからこそ育むことができた、強い想いだ。



■■ 『出版という手段』



「他の人の夢を叶える」

この目標に対し吉田さんが選んだ手段が『出版』だった。

本を出すことにより、その人は自分の考えを世に広めることができる。
そしてその本は、時代が変わっても世に残る…

自分が、世の中に残るのだ。

この『出版』の機会を既存の作家にだけでなく、
多くの人間に与える為の『仕組み作り』こそが吉田さん仕事だ。



■■ 『仕組み作り』



では吉田さんは今までどんな『仕組み』を作り上げてきたのか…

その代表例が『企画のたまご屋さん』である。

本を出したい人には最適な出版社の発見を、
出版社の方々には有望な読者の発掘を。

『企画のたまご屋さん』は本を出したい人と出版社の出会いの場を創っているのだ。

また『出版甲子園』は学生の学生による学生のための出版コンテストであり、
学生に対しても出版への門戸を広げている。

『企画のたまご屋さん』では172冊(2008年3月現在)の本が、
『出版甲子園』では3冊(過去2回の大会から)の本が出版されている。


吉田さんが作り上げた『仕組み』により、
夢を叶えた人達が確かに居るのだ。



■■ 『与え続ける…』



他の人の夢を叶える。

この大義の為に、吉田さんは与え続けてきた。

例えば『出版甲子園』だが、この活動で吉田さんは利益を得ている訳ではない。
むしろ最初は会場費などの経費により赤字にもなっていた。

でも吉田さんは止ようとはしなかった。

他人の夢の為に、与え続ける…
この姿勢が将来絶対自分に返ってくると吉田さんは確信している。

そして事実、長年の本作りの経験が吉田さんに新しいチャンスを与え始めている。

この吉田さんの与え続ける姿勢にこそ、
我々が学ぶべきものがあるのだろう。



□□ 『就活生へのメッセージ』



社会に出たら『仕組み作り』を目指しなさい。
もしそれが出来ないのなら、出来る人との人脈を作りなさい。
そしてその人脈を作る為には、人がして欲しいことをすることだね。
そうすれば人生は失敗しないよ。

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【編集後記】

今回の取材で最も深く感じたのは、吉田さんの器の大きさでした。

他の人の夢を叶えることがそのまま自分の喜びに繋がる・・・
吉田さんは簡単に仰られてましたが、本当に難しいことだと思いました。

その与える精神が吉田さんに返ってくるのは、
傍から見ていても当然のことのように思えました。

まず与える。

この精神を自分も身につけたいと強く思います。


<取材・編集:岡田奈央 >

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