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2008年07月02日(水)更新

会社を辞めるな!

最近、入社2年目で会社を辞めた、辞めたいという人と立て続けに会った。


将来起業という夢を持つことは良いのですが、
今の会社にいながら準備できることはたくさんあるんです。
その過程をすっ飛ばしてやろうとすると、起業してからの
時間とコストが膨大にかかります。
実は自分がそうだったからよくわかるんです。



まあ実際には、成功する前に諦める人がほとんどですがね。



岡崎塾生の中にも将来起業家志望の人が何人もいる。



「時」が来たら、最短で成功できるようツールやスキル、仕組み
作りやネットワークなど日々彼らの為に私は築いています。


ただ今の時期(入社1年過ぎ)に起業、と言われたら100%反対します。
理由は、まだそんな実力ないからです。
彼らは実は大変優秀ですが、まだまだ未熟です。
そんなに起業を焦ってはいけません。


私はよく起業家志望の学生に旧態依然とした大企業に入ることを勧めます。
その理由は、旧態依然とした大企業自体が、日本の社会そのものなんです。
だからその会社を自分が打って出る社会と見立てて、トライするんです。
チャレンジするんです。結構いろんな事ができますよ!


周りは受身の人が多いから、上司やお客様にどんどん「自分企画」を提案
して、会社が言ってもいないことをどんどん実現しちゃうです。
そこで良い失敗をたくさんやらせて頂いて、心から「やったー!」と思える
成功もさせて頂いて・・・すると見えて来ますって、これで自分は「勝てる」
っていう型が。


それが自分の「勝ちパターン」


まずこれくらいの経験と確信が無いと、いくら良いビジネスモデルがあっても
100%成功できない。
そして自分が嫌なこと、不得意なものも同時に明確化させます。
その不得意なことを好んでやってくれる人をパートナー或いは社員を
雇うんです。


最低、起業の時はここまでは準備しないと勝負にならない。
たとえ最初に勝てても、次が勝てない。だから起業はできるけど続かないから会
社潰すんです。

人生どんな状態からでもチャンスはある。
今の状態からでもベストの選択はある。


会社はまだ辞めるな!!!

2008年06月27日(金)更新

岡崎塾3期生の就活終了宣言第6弾です。

岡崎塾3期生の就活終了宣言第6弾です。

「就活の王道・岡崎塾8ヶ月間の成果・TK君」(You Tube版)
寺田

<TK君紹介>
法政大学4年、岡崎塾3期生、2009年住宅機器メーカーに入社予定。
茅ヶ崎市出身、両親はミュージシャンだ。中学時代に父親を亡くし母子
家庭だが、母親は今でも生演奏の奏者としてステージにも立つ。

<You Tubeコメントby塾長岡崎>
彼は派手なパフォーマンスが得意でも語りが上手いわけでもない。
ただ他の人が持っていないものを彼はひとつ持っている。それは目の
前のに対する無償の思いやりだ。気配りだ。それも要領が良いとも言え
ないが、とにかく気持ちが伝わってくる。人間として一番大事なところだ。

「就活終了宣言」(テキスト)はこの続きから始まります


岡崎塾3期生 寺田恵也
就職活動終了宣言

私、寺田恵也は株式会社タカラスタンダード(住宅機器、キッチン、バス)
メーカーに入社を決めましたので、ここに報告致します。

この会社を選んだ理由は、私が水周りの製品に大変強い興味を感じて
おり 、同社が業界内で一番水周りに強い製品を扱っていたからです。

どうして特に家事が好きでも無かった私が、水周りの製品に興味を抱い
たかと言うと・・・
自分が青年時代を母子家庭という環境で育った事が関係しています。
特殊な環境だった為、母は家事と仕事に追われていました。
そんな母を見て「自分に出来る事はなんだろうか?」と考え始めた事が
家事の手伝い(水周りの掃除)でした。


水周りの(キッチン、オフロ、トイレット)とは汚れが溜まり易い場所です。
その為に、そんな汚れやすい場所を毎日に快適にしておく事で、
母の家事の負担を減らすと同時に、母をとても喜ばせる事が出来ました。
そうした事から水周りの製品への愛着を持つようになったのです。
結果的に、水周りを快適にする事で住空間を快適に出来るだけでなく、
家庭内の雰囲気をも明るく出来た事にとても関心を持ちました。
母子家庭だったからこそ、「家族間の絆、温かさ」という物に敏感だった
のだと思います。


営業職という軸はもともと決めていましたので、後は、自分の興味のある
製品を扱えるという点で、同社への入社を決定いたしました。
しかし、最初から素の自分の興味に気付いていたわけではありません
でした。 むしろ、就職活動を始めるにあたる大学3年の時期は、水周り
の製品に興味があったもののもっと自分にはないものを求めて就職活動
をしていたのです。


そこでどのように私が自分自身の興味に気付くことができたのか、
そして就職活動を通してどんな事を学んで来たかを振り返ってみたい
と思います。 私は、就活開始当初は、香料メーカー(長谷川香料など)、
素材メーカー、映像製作会社といった
「営業として、ものづくりへの提案ができる業界」を目指していました。
そういった企業に入る事で、
自分には無い「クリエイティブな感性」が手に入る様に錯覚していたのです。
そのために、その業界を目指す確固たる理由など無く、
憧れだけで志望動機を考えていました。
当然、その志望動機を裏付ける実績、自信等は何もありませんでした。
毎週の定例会、お正月の社長宅での合宿、と言った岡崎塾の集まりの場
において私の志望理由で皆さんを納得させる事は一度たりともありません
でした。

しかし、そんな自分を変えるきっかけがありました。
それは2月から始めたトレンド・プロでのインターンでした。
日々、岡崎社長や社員の皆様との交流を通して、
自分の本当の適性、出来る事、求められる事といったことが
少しずつですが、わかってきたのです。
そして、私の就活を通じての一番の思い出でもあり、最後の決め手でも
会ったのが、岡崎社長による一喝です。


その言葉は次のような内容でした。
「寺田君、君はそういった業界にはまったく向いていないよ!!
君のことは半年位、岡崎塾、インターンの中での見てきたけど
大きく道を踏み外しているぞ!! もっと、他の人には無い寺田君の
「気付きの精神」を活かせる道があるはずだ!!」


この言葉を社長から聞いた時、最初はすごくびっくりしたのを覚えています。
私は、先程挙げた業界に行く為に、自分なりにではありますが、
積極的に行動を起こしていました。
その努力が全て無駄になるなんて…と思い、ショックでした。
しかし、自分でも驚くべきことに、
私は徐々に岡崎社長の言葉を受け入れていきました。
そもそも岡崎社長には、初めてお会いした去年の10月頃から
メルマガインタビューの記事の添削に始まり、「結論から話す」という
社会人の基礎など多くのことを、丁寧に教えていただいていました。
その間に培われた社長への信頼によって、
「社長の言葉はその場の思いつきでは無く、きっと真に自分を思っての
言葉なのだ!」と考えたからなのです。


それからは、社長の言った言葉が心に染み込んで来て、
気付いた時には社長に以下の内容のメールを書いていました。
「岡崎社長、昨日はありがとうございました。
私は、自分の適性とかけ離れた理想を追いかけるのでは無く、
自分の強みである「気づきの精神」が活きる業界を目指します!」


ここまでスッキリと気持ちを切り替えられたのは、
社長がしっかりと確信を持った口調で私にアドバイスをしてくださった
からだと思います。
その口調の強さによって、私は安心を感じることができました。
そして、私の本当の就職活動はここから始まりました。
そこからは、まず自分の強みが「気付きの精神」が活きるであろうと
考えた「ホテル業界」を選びました。


そして、二つ目に住宅機器(フロ、トイレ、キッチン)メーカーを選ぶこと
に決めました。というのも、素の自分の強みに気付く事によって、元々
興味のあった「水回りの製品」への愛着の気持ちを取り戻す事が出来
たからです。最終的に、この2つの業界に重点をしぼり、就職活動を行
いました。 その後の面接においては両方の業界は特別な準備をせず
ともすんなりと選考が通るのに気が付きました。


それは自分の実体験から得た、意見、志望動機を
確信を持って伝えることができたからだと思います。

そして総合住宅機器メーカーのタカラスタンダードの最終面接では、

「家庭の事情により水回りの掃除にやりがいを感じた話」
「自分の弱みである不器用さ」
「その裏返しに出来るまで諦めない精神」

を嘘偽り無く話せました。
そこにはある種のすがすがしさがあったと思います。

そして正直に自分をぶつけた面接の末、タカラスタンダードから
内定を頂きました。
残念ながらホテル業界からは内定を頂く事が出来ませんでしたが、
精一杯取り組んだ結果なので後悔はありません。
これも無理やり志望動機を作った業界でしたら、
いつまでもずっと悔しさが、残り続けたのでは無いかと思います。
内定を頂けた今では、岡崎社長や塾生のみんな、
そして三好副社長を初めとしたトレンド・プロの社員の皆さんには
とても感謝しています。


自分が大きく道を踏み外しそうな時に指摘をしていただいたり、
自分の弱点の「正しく伝えること、表現力」に対してアドバイスを
いただいたり、いろんな面で支えていただいたなと思っています。
それらがなければ、今の自分はありません。

今後は、岡崎塾、インターンによってさらに自信を持てた
「気付きの精神」という自分の長所をさらに伸ばせるように、
また、弱点である「正しく伝えること」を克服できるようにします。
そのためにも、社会に出るまでの間、
トレンド・プロでインターンさせていただくことに決めました。
自分の目標を達成し、素晴らしい社会人になれるよう、
日々がんばっていこうと思います。
寺田恵也

2008年06月19日(木)更新

社長ブログ10000人来場達成!

社長ブログ10000人来場達成しました!

ブログ来場1万人達成

これまで岡崎ブログを応援してくれたみなさん、ありがとうございます。
延べ10000人の来場を昨日達成することができました。

23:40に来場者カウンターを見たら、9990でした。
うーん、もうすぐ大台だなあと思うと何だか嬉しくなり、関係者にメール。
良かったら寄ってくれませんか!?と

そしてちょうど「10000」人目の来場者には何かプレゼントしようかな、と。

すると
5分後の23:45に・・・・・・ぴったりの「10000」の数字を確認できました。
ありがとうございます。

さあ次は、「20000」目指して毎日更新だっー!!!


マンガにすれば見る!読む!売れる!

2008年06月18日(水)更新

島 耕作と名刺交換

先日、初芝五洋ホールディングスの代表取締役に就任した
「島 耕作」と名刺交換する機会があった。

島耕作

彼とは課長時代からの友人であるが、ここまで来たら
団塊世代のヒーローとして「日本経団連会長」の要職まで登り
つめてくれと激励しておいた。

マンガにすれば見る!読む!売れる!

2008年06月11日(水)更新

昭和の名経営者DVD採用

昨日のブログで紹介した弊社の社内書棚に新たに置かれる大物を紹介したい。

昭和の名経営者

NHKが放映した映像素材から、戦後日本の復興を大きく支え貢献してきた
昭和の名経営者たちの「今も伝えたい言葉」を再編集した作品。
6人の経営者の映像と肉声が凝縮されたものだ。
これから社内で視聴できることを光栄に思い、とても楽しみにしている。
社員、インターンの学生たちと一緒に観ようと思っている。

購入に至る理由は二つある。
一つは勿論自分が興味関心があるため。
もう一つは、数年前に若手社員に聞いたことがある。

松下幸之助や本田宗一郎は知ってると思うけど、井深大は知ってるかな?
と聞いたところ、3人とも知らない社員が複数いたことに腰が抜けるほど
驚いた記憶がある。

どこに問題があるかか知らないが、これではいけない。
日本人として、社会人として恥ずかしい。

今回の購入は 「がんばれ社長!」通販

ちなみにこのDVDで紹介される6人とは、

・松下幸之助(ナショナル)
・井深 大(ソニー)
・吉田忠雄(YKK)
・佐治敬三(サントリー)
・塚本幸一(ワコール)
・盛田昭夫(ソニー)

いずれも知っておかねば経営者と言えない方々ばかりだ!


岡崎塾3期生のKクン、君は来年からサントリーに入社するが
佐治さんの肉声など聞いたことがあるまい。喝っー!!!
佐治さんのトークは必ずジョークが入りウイットに富んでる。

君、内定もらう直前に開高健を知ったよなあ、喝っー!!!
そして慌てて著書を読んどったやろう、喝っー!!!
そんな君を「名門、サントリー宣伝部に入社3年後に行く」
無謀な計画を立てさせたのは私だ。喝っー!!!

さあ誰から観ようか~

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