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2009年02月21日(土)更新

生き生き働く社会人に会えば、自分の未来が見えてくる!

岡崎塾4期生が今年も社会人インタビューに臨み、
メルマガ配信を始めた。


生き生き働く社会人に会えば、自分の未来が見えてくる!

◆16人目は、自信とオーラが学生たちを驚かせた天才工場の吉田浩さんだ。
「他人の夢」を実現するために出版という手段を使って他人を輝かせ続ける。
(インタビューア:早大4年岡田奈央)

バックナンバー
http://archive.mag2.com/0000281931/index.html


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■■ 『他人の夢』
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◆ 1.社会人プロフィール
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□吉田浩氏さん

1960年、新潟県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒。
大学時代から童話を書き始める。童話作家、ルポライターとして活躍後、
1999年編集プロダクション「天才工場」を設立。
続いて、2004年にNPO法人「企画のたまご屋さん」を立ち上げる。
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◆ 2.インタビュー記事
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■■ 『他人の夢』



1999年に編集プロダクション『天才工場』を設立した吉田さん。

この設立の背景には一つの想いがあった。


「フリーランサーひとりひとりの夢の実現を応援したい」


この想いの中心は自分の夢ではない。
他人の夢である。

誰かが成功したら嬉しく、
その誰かからの感謝の言葉に感動し、
その夢を叶えた誰かを心から祝福する。

そんな吉田さんだからこそ育むことができた、強い想いだ。



■■ 『出版という手段』



「他の人の夢を叶える」

この目標に対し吉田さんが選んだ手段が『出版』だった。

本を出すことにより、その人は自分の考えを世に広めることができる。
そしてその本は、時代が変わっても世に残る…

自分が、世の中に残るのだ。

この『出版』の機会を既存の作家にだけでなく、
多くの人間に与える為の『仕組み作り』こそが吉田さん仕事だ。



■■ 『仕組み作り』



では吉田さんは今までどんな『仕組み』を作り上げてきたのか…

その代表例が『企画のたまご屋さん』である。

本を出したい人には最適な出版社の発見を、
出版社の方々には有望な読者の発掘を。

『企画のたまご屋さん』は本を出したい人と出版社の出会いの場を創っているのだ。

また『出版甲子園』は学生の学生による学生のための出版コンテストであり、
学生に対しても出版への門戸を広げている。

『企画のたまご屋さん』では172冊(2008年3月現在)の本が、
『出版甲子園』では3冊(過去2回の大会から)の本が出版されている。


吉田さんが作り上げた『仕組み』により、
夢を叶えた人達が確かに居るのだ。



■■ 『与え続ける…』



他の人の夢を叶える。

この大義の為に、吉田さんは与え続けてきた。

例えば『出版甲子園』だが、この活動で吉田さんは利益を得ている訳ではない。
むしろ最初は会場費などの経費により赤字にもなっていた。

でも吉田さんは止ようとはしなかった。

他人の夢の為に、与え続ける…
この姿勢が将来絶対自分に返ってくると吉田さんは確信している。

そして事実、長年の本作りの経験が吉田さんに新しいチャンスを与え始めている。

この吉田さんの与え続ける姿勢にこそ、
我々が学ぶべきものがあるのだろう。



□□ 『就活生へのメッセージ』



社会に出たら『仕組み作り』を目指しなさい。
もしそれが出来ないのなら、出来る人との人脈を作りなさい。
そしてその人脈を作る為には、人がして欲しいことをすることだね。
そうすれば人生は失敗しないよ。

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【編集後記】

今回の取材で最も深く感じたのは、吉田さんの器の大きさでした。

他の人の夢を叶えることがそのまま自分の喜びに繋がる・・・
吉田さんは簡単に仰られてましたが、本当に難しいことだと思いました。

その与える精神が吉田さんに返ってくるのは、
傍から見ていても当然のことのように思えました。

まず与える。

この精神を自分も身につけたいと強く思います。


<取材・編集:岡田奈央 >

2009年02月21日(土)更新

ワコール3次選考で落ちた4期生を励ます!

今年の就活、選考がそろそろ始まっている。
その中で4期生N君が「ワコール3次選考で落ちました」
と報告があった。

理由を聞くと「会社が求めていることはわかったが、それに御さず
正直に自分を出したからだそうだ」

wacoal

私は思わず彼を誉め、握手を求めた。

「ワコール落ちておめでとう!」
それで良い。自分を偽らず正々堂々と就活に臨む。
その先に自分に相応しい会社がきっと待っている。
これでN君はまた一回り成長した。

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