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株式会社トレンド・プロ 代表取締役 岡崎 充 の日記です
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2009年10月07日(水)更新
【明大生との一問百答】ワークライフバランスについて
<質問>------------------------------
経営とプライベートの団らん・交流などとのバランスを保つ秘訣を
教えていただけませんでしょうか。
(明治大学商学部 廣瀬勝也さん)
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廣瀬さん、こんにちは。
トレンド・プロの岡崎です。
今回の質問、中々良いですねえ~。
経営者にとって、そして21世紀の正しい生き方を
考えた時に避けては通れない重要なテーマです。
結論を申しあげましょう!
私は、「仕事」「家庭」「ライフワーク」
この3つのバランスを取ることが大事だと考えています。
・・・と、偉そうに言っていますが実はそれに気づいたのが10年前。
私が43歳の時でした。
あのままの状態で人生を歩んでいたら、
「仕事」「家庭」がどうなっていたか!?
私は20代、ヤマハ発動機というメーカーの営業マンでした。
目標は日本一のトップセールスになること。
時は戦後日本の経済史に残るメーカーのシェア争いが激化した
HY戦争(=太平洋戦争と同意語)の時代。
一に仕事、二に仕事、三四抜かして五に女性。
そんな感じでした。
ものごと諦めない性格ですから、トップセールスにもなりました。
本社にも栄転しました。
結婚してからも「仕事」が一番。
仕事で成功して初めて家族に愛情を与えられる。
そう信じそうやってきました。
典型的な仕事人間。
80年代を代表する上昇志向シンドロームの塊でした。
30代になり会社を経営してからも人生の90%は
仕事に没頭していた気がします。
しかし仕事にはこれで終わりというゴールがありませんでした。
40代になり仕事も家庭も何かしっくりしない違和感が出てきました。
それが何だかわからない。
42歳の時です。
追い討ちを掛けるように不幸がどっと押し寄せてきました。
●家が全焼(マンションで全世帯避難)
●人間ドックで肺がん検査に引っ掛かる(俺ガンかなあ)
●会社の営業マン全員が退社(倒産の危機)
これで俺の人生終わったな。そう思えた瞬間でした。
その頃からです。
より深く人生を考え直したのは。
自分、自分より周りにいる人の気持ち。
会社、会社より社員の成長。
廣瀬さ~ん
どうだい? こんな話おもしろいかい!?
興味があったらまた話すけど、ここではすっ飛ばして
話を進めるよー。
それから5年後、あるきっかけで大学生との成長の場を作った。
大学3年生を対象とした就活塾「岡崎塾」だ。
自分の子供と同年代の学生たちと
「共に気づき、共に学び、共に勝つ!」
●就活は人生のゴールではない!
●自分の人生は自分で切り開け!
●会社に合わせるな!
●自己分析、企業研究をするな!
●社会人に100人取材しろ!
今年で5年目になるが、学生たちの成長していく姿を見るのが
楽しくて仕方がない。勿論上手くいかない学生の方が多い。
社会人になってからも
「上司に死ね!と言われました」
「ウツで会社に2か月行っていません」
「会社、辞めようと思っています」
そんな話が入ると、私は最優先で時間を取っている。
今では人生の50%はこの活動に使っているだろう。
現在、私はこの活動を「ライフワーク」だと思っています。
そしてNPO法人化も検討しています。
最後になったけど「家庭」のこと。
女房のお陰で危機も乗り越え、今年は結婚25周年。
銀婚イヤーということで数多く二人で旅行に出かけている。
こんなわがままな男について来てくれた女房には本当に感謝している。
仕事に偏っていた20代、30代、神様に気づかせてもらった
40代、バランスを考えて生きることを実践している50代。
「仕事」 「家庭」 「ライフワーク」
この3つをしっかり見つけ、バランスをとって生きていくことが大事
ではないかと考えています。
廣瀬さんの参考になれば幸い。
ではでは。
岡崎プロフィール 「人生は仕事、家庭、ライフワーク」
岡崎のライフワーク 「岡崎塾」
NPO「日本漫画総合研究所」
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